北摂にて

日々の暮らしの中に楽しみを見つけながら・・・

映画「オッペンハイマー」

先週末、近所のシネコンで映画「オッペンハイマー」を観てきた

アカデミー作品賞を受賞した作品だから観ようかな、どうしようかなという程度だったけど

なぜか突然思い立って、午前中に午後の上映時間を選んでネット予約して

 

あぁ、でも、前夜、睡眠不足だったことを忘れていた

序盤で2度ほど不覚にも寝落ちしてしまった・・・

時間的には5分?10分?ほどだと思うんだけど

 

何せ、前の晩はU23サッカーアジアカップカタール戦を見て

試合後にサッカー関連サイトなども見ていたので寝たのはおそらく午前2時すぎ

 

きっとそのせいだと思うけど・・・

作品の序盤の物理学のお話が私には難しくて・・・

高校時代の午後の物理の時間が蘇って、眠っちゃいそうだと・・・(笑

 

で、肝心の感想はというと

わたし的にはオマケして★三つですー(寝ちゃったくせに・笑)

 

真面目にいうと、不快な作品だった

どうもスッキリしない

オッペンハイマーは原爆を作っただけで、

その後のことを決めたのは自分ではないというスタンス

(投下を決定したのは自分だとトルーマン役の人も言う)

でも、え? それでいいんですか?

 

物理学者としては、行きつくべくして行きついたんでしょうね

その心情は分からなくないけれど・・・

 

そして、ヒロシマナガサキの惨状は画面に映らない

光が充満して?真っ白になった画面とオッペンハイマーの表情だけで表現している

私ももう見たくはないけれど、え、これで済ませるの? という感じ

それから、ところどころでメチャクチャうるさい 大音量

原爆投下後のアメリカのどこかの映画館(おそらく)

アメリカ人がニュースを見て大喜びしているというシーン 残酷

 

日本もアメリカに害を及ぼしたけれど、

とにかく、戦争は「狂気」でしかない

 

というのが大まかですが、映画をみた感想です

 

 

(以下ネタバレあるかも?)

 

この「オッペンハイマー」という作品はオッペンハイマーを描いているので

原爆を作って落として終わるお話ではないです

 

戦後、オッペンハイマーがスパイ容疑をかけられた

オッペンハイマー事件も描かれています

 

私は、オッペンハイマー事件について予備知識がなかったので

この作品の終着点はどこなのかについては、興味深く、

でいながら、いつ結論が出たのか正直分からなくて・・・

えっと、疑惑は晴れたんですか? Wikipediaを見なくては(笑

 

そして、作品の最後の最後にまたアインシュタインが出てきて・・・

うーん、やっぱり最初にアインシュタインが登場したシーンで

私が眠っていたのは致命的です(汗

 

もう一度見ないと分からないことが多すぎる

近いうちにテレビかWOWOWあたりでやるかしら(汗