ミシュランガイド京都・大阪2016年版に、たこ焼きとお好み焼きの店が掲載されたとか。でも、我が家のほうが美味しいと思っている大阪人は多いはず(笑 大阪で育って東京で結婚して転勤族になり、家族で大阪に引っ越してきた(私だけ戻ってきたかっこう)ときには、自分ちの粉もん自慢をする人が多くて驚いたものです。が、同時にうちのだって美味しいんだからと密かに思っていましたね(笑
「たこ焼き器がほしい」というと、東京人の夫はすごく驚きました。屋台を想像したのです(笑 「違うよ、これぐらいのやつで・・・」と、私は両手を広げ、「実家にあるのは大阪ガスのなのね。で、テーブルの上に置いてみんなで焼きながら食べるの」と説明しました。けれども、夫はこれまでと同じ主張を繰り返しました。
「お好み焼きはいいけど、たこ焼きをご飯にするのはイヤだよ。たこ焼きは屋台で食べるものだよ」って。「大阪ではどの家にもたこ焼き器がある」と言ってみたのですが、「絶対に! 嘘だ」と信じてくれませんでした。だから、どこで買ったか忘れましたが、980円の、一度に20個しか焼けないたこ焼き用の鉄板でちまちまと焼きました。夫が「今日は夕飯いらないから」と出かけたときに。
そんなある日、「探偵ナイトスクープ」で、大阪の家庭の(確か住吉区でした)たこ焼き器保有率を調査するというので、私は即、録画ボタンを押しました。(金曜日の夜、探偵ナイトをやっている時間なんかに家にいる夫ではありませんでした・苦笑) 結果は、ほぼ100パーセント。ほらね、やっぱりぃ~。帰宅した夫に嬉々として録画を見せる妻。さあ、どーだ?? ところが、夫の反応は「これは嘘だ、あり得ない!」でした。まったく頑固にもほどがある・・・。
結局、ホットプレートを買い換えるときに、たこ焼き用の鉄板もセットになっているものにして、現在に至る。ホットプレートの穴は浅いからできばえが気に入らないのですけれども・・・。
【我が家のたこ焼きレシピ】
●材料・・・たこ、キャベツ、青ねぎ、紅ショウガ、桜エビ(安い乾燥小エビで可、なくても可)、揚げ玉(なくても可)
●粉・・・、だし1300ml、小麦粉250g、卵3個、塩
トッピング・・・ソース、醤油、青のり、鰹節、マヨネーズなど(粉の塩を加減することで、ソースなしでも美味しく食べられる)
●作り方・・・たこ、キャベツ、青ネギ、紅ショウガなどはみじん切り(写真では紅ショウガは長いままだけど・笑) だしに卵を割り入れてよく混ぜて塩少々を入れ、小麦粉を何度かに分けて入れてさらにダマがなくなるまで泡立て器などで混ぜる。
※だしについて・・・水にうまみ調味料を入れてもいいし、鶏肉でだしを取っても美味。鶏肉を作った場合は、レモン汁少々で臭みを消す。
↓たこがなくて代わりのものにチャレンジすることもある。牛肉や鶏肉をバターで炒めたり。でも、たこが一番美味しい(笑
↓丸くならないという人へ。まず、半分ほど返して・・・
次に、はみ出している部分を下にする。
↓焼き色がまんべんなくつくように返しながら焼くうちに、こうなる。
↓ソースは、我が家ではそれぞれが好きなものをかけます。私は醤油と鰹節派。息子たちはおたふくソース焼きそば用とマヨネーズ。
うまく返せない場合は、粉を300gにすると、少し重くなるけどうまくできると思います♪ あと、鉄製のたこ焼き器だと、一度目は油がなじんでいないので失敗するかも。でも、二度目(二巡目?)からは大丈夫です~♪